児童労働、強制労働

GIGAZINE.NETの記事の中に

【買う前に一考したい、児童労働や強制労働によって作られている可能性の高い13品】

と言うのがありました。

 

13品目と言うのは下記だそうです。

*カーペット

  アフガニスタン、インド、イラン、パキスタン、ネパール製。

*カカオ

  カメルーンコートジボワール、ガーナ、ギニア、ナイジェリア製。

*石炭

  中国、コロンビア、モンゴル、朝鮮民主主義人民共和国、パキスタン、ウクライナ製。

*ダイヤモンド

  アンゴラ、中央アフリカ、コンゴ民主共和国、ギニア、リベリア、シエラレオネ、ジンバブエ製。

*衣料品

  アルゼンチン、中国、インド、ヨルダン、マレーシア、タイ製。

*米

  ブラジル、ミャンマー、ドミニカ共和国、インド、ケニア、マリ、フィリピン、ウガンダ製。

*牛(牛肉、牛乳)

  ボリビア、ブラジル、チャド、エチオピア、レソト、ナミビア、パラグアイ、ウガンダ、ザンビア製。

*コーヒー

  コロンビア、コートジボワール、ドミニカ共和国、グアテマラ、ギニア、ホンジュラス、エルサルバドル、

  ケニア、メキシコ、ニカラグア、パナマ、タンザニア、ウガンダ製。

*レンガ

  アフガニスタン、アルゼンチン、バングラディッシュ、ブラジル、ミャンマー、カンボジア、中国、

  エクアドル、インド、ネパール、朝鮮民主主義人民共和国、パキスタン、ペルー、ウガンダ製。

*タバコ

  アルゼンチン、ブラジル、インドネシア、カザフスタン、ケニア、キルギス、レバノン、マラウイ、

  メキシコ、モザンピーク、ニカラグア、フィリピン、タンザニア、ウガンダ、ザンビア製。

*サトウキビ(砂糖)

  ペリーズ、ボリビア、ブラジル、コロンビア、ドミニカ共和国、エルサルバトル、グアテマラ、

  ケニア、メキシコ、パキスタン、パナマ、フィリピン、タイ、ウガンダ製。

*綿

  アルゼンチン、アゼルバイジャン、ペナン、プルキナファソ、ブラジル、中国、エジプト、カザフスタン、

  キルギス、パキスタン、パラグアイ、タジキスタン、トルコ、トルクメニスタン、ウズベキスタン、

  ザンビア製。

*金

  ボリビア、ブルキナファソ、コロンビア、コンゴ民主共和国、エクアドル、ガーナ、ギニア、インドネシア、

  マリ、モンゴル、ニカラグア、ニジェール、朝鮮民主主義人民共和国、ペルー、フィリピン、ゼネガル、

  タンザニア製。

 

以上がアメリカ労働省が発表した最新データーとの事です。

世界で1億1500万人もの子供が児童労働に従事しているとも推察されているそうです。

どんなひどい目に合わされているのか等考えると,子を持つ親として,人として心が痛い!

 

これらの製品を買わない事で強制労働、児童労働を減らしていく事が出来るのであれば

個人的には完全ボイコットしたい気分です。強制労働、児童労働をさせて利益を得ている経営者と

その一味と言うのがどうしても許せないですしね。

 

しかし、例えばそれらの一切をボイコットしようとする。が、生産国、原産国表示だけで本当にボイコットする事が

出来るのでしょうか?生産国がアメリカだから日本だからと言うだけで信じてよいのかな?

なんていう事も考えます。 例えば、チョコレートはカカオを原料としていますが、世界中で使われている

カカオの大半はコートジポアールと言うところでとれるそうです。ここのカカオ農園で働くのは児童労働者で

子供達は保護もされずに危険な労働を強いられているばかりか人身売買までされている。という事実が

在るそうです。 世界のチョコレートトップメーカーは直接これらの農園と取引があるわけではないでしょうが、

間接的に関与しているわけですよね。

 

日本企業もその多くの企業が海外に工場、生産場所を持っています、そしていくつもの【下請】とお取引が

あると思うのです。その下請け会社が契約するいくつもの工場だったり畑だったり、これらのところで

強制労働、児童労働を一切行っていないと言い切れるのかな? という疑問も生まれます。

 

企業の仕入れ担当者は良いものを安く仕入れる事がお仕事なので、その仕入れ方によって

会社に評価される訳です。 昇給とか昇格とかにつながっているでしょう。 

仕入れてもらう方は、いくつもの同業者と常に天秤にかけられていて少しでも他社より安く大量に

卸す事を考えるでしょう。 そうすると負担はどこにかかってくるのか、現場で働く人たちだと思います。 

そしてコストを抑えるのに一番手っ取りばやいのは人件費ですよね。

だから、児童労働や、強制労働も無くならない。したがって間接的に加担してしまっている企業もたくさん

あるだろう。と思うのです。

 

何か役に立てる事!はあるのでしょうか?

例えばフェアートレード商品と言うのがあります。人々が本当にフェアトレード商品しか購入しない。

そういうことが出来たらこの問題は解決できるのでしょうか。

そういいながら、ついつい安い商品に目がくらんでしまう自分が情けない。

 

コメント: 1 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    Ross (日曜日, 22 7月 2012)

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