就職面接の為の強化合宿があると聞きました。
1泊2日~3泊4日など形態はまちまちのようです。
服装やマナー、面接官の質問に対する受け答えなどを伝授してもらうようです。
それはそれでヨシとして、、、。
またまた疑問がムクムクとわいてきてしまったのです。
それは、日本の企業が求める人材とは? です。
一般的なリクルートスーツに身を包み、常識ある立ち居振る舞い。
(入退室の仕方やお辞儀の角度)、爽やかで意欲ある態度や言動!
余り個性的では無い方が面接官の心証もよさそうで、、。
たぶん合格するのはそういう人たちのような気がします。
*時代錯誤かもしれない(自分の頃はそうでした)
でも、今、ながいながい年月を企業の中で生きてきて、
本当に欲しい人材を試験と面接だけで見つけ出すのってものすごく難しい事だと思うのです。
一般常識が携わっているのはこれは当然、ご挨拶も出来ないのではお話になりません。
根性が無いのも困ります。責任感も欲しい、意欲も欲しい。
向上心もあったほうがいい。
このあたりは会話の中から見出す事は出来そうです。
が、本当に大事なのは仕事が好きになる事。
好きになればたぶんたいていの事は我慢も出来るし、自然に向上心も出てくる。
意欲だってどんどんわいてくる。好きになれば更に深く知りたいと思うので
自主的にお勉強もしたくなる。 そうなると仕事って本当に楽しい、苦しくても乗り切れる。
しかしですよ、入社してお仕事が始まらないと好きになれるかどうかはわからないです。
自分が面接官だったら、向き不向きだけではなくそういう可能性の部分を見つけ出したい。
そう考えると面接官っていうのは企業の将来を背負うとても重大な任務を担っているのですね。
面接を受ける方もするほうも真剣勝負です。
そして、無事に就職できて、お仕事楽しい!と心躍らせる日々もあり、
が、しかし恐らくこの後、人間関係とかでちょっと嫌な思いをして、それが引き金になって
あっちもこっちも上手く行かなくなって挫折しそうになり、会社へも行きたくなくなったり、
さらに上司の顔見ると頭が痛くなったりして徐々に元気が無くなって来る。
ところが、新人の頃は必ず見てくれている人がいて、そんな時に
「どうよ最近、食事でも行こうか」何て声をかけてくれる人がいるんだよね。
で、話を聞いてもらって先輩の苦労話なんかも聞かせてもらって。
ちょっといい気になってたかなァ~何て反省したりして、もう一回頑張ろうとか思うのよ。
そうこうしている内に1年がたって、新入社員が入ってきて「先輩」と呼ばれるようになる。
そして、もう新人ちゃんじゃないんだと自覚をする。
それから更に数年立つと、今年の新人はどうのこうのと言い出したりね。
*一人の世界に入り込んでしまいました、○十年前の自分だ。
あの時の先輩の皆様!今頃どうしてるかな。
ずいぶんお世話をお掛けしました。 今あるのは先輩達のおかげです。
心から感謝!してます。
就活中の若者の皆さん頑張ってね。
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